真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 (2006) : Legend of Raoh: Chapter of Love in Death

コミックやテレビアニメ、最近ではパチンコでも人気の近未来を舞台にした、アクション・アニメを、5部作として新たに劇場映画化。主人公の声を個性派俳優・阿部寛が演じる。監督:今村隆寛、声優:阿部寛、宇梶剛士、柴咲コウ、坂本真綾

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真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 (2006) : Legend of Raoh: Chapter of Love in Deathのストーリー

世界大戦による核戦争後の荒廃により混沌とした近未来。そんな世でも千八百年の歴史を持つ人体の経路秘孔に衝撃を与えることにより肉体の内部から破壊することを極意とする地上最強の必殺拳・北斗神拳の秘伝は、厳格な掟のもとに守り続けられていた。北斗神拳の師父リュウケンは伝承者候補として長兄ラオウ(声:宇梶剛士)、次兄トキ、末弟ケンシロウ(声:阿部寛)の3人の養子を鍛え育てた。やがて三人が成長した時、リュウケンは正統伝承者としてケンシロウを選んだ。ラオウはリュウケンと決別、その凄絶なまでの剛拳で戦乱の世の覇者となる野望を抱き、自らを拳王と名乗り派道をばく進した。ラオウは、自ら率いる精鋭軍団・拳王軍の圧倒的な武力と恐怖による支配こそ、この世に新たな秩序をもたらすと信じていた。一方、正統伝承者・ケンシロウは流浪の旅のなかで民衆とともに戦い続け、いつしか救世主と呼ばれる道を歩いていた。その頃、自らを聖帝と称する南斗聖拳最強の男・サウザーは、多くの民衆を奴隷とし、その苦しみと血によって壮大な聖帝十字陵の建立を企て己の力を誇示しようとしていた。また、それは覇者を目指すラオウへの宣戦布告でもあった。絶望にくれる人々は、南斗白鷺拳の達人・シュウに救いを求めた。しかし、シュウもサウザーの非情なる策略によって命を落とす。ついにケンシロウは立ち上がり、サウザーと凄絶な死闘を展開する。だが、その死闘すらも影で操るのは恐怖の覇王・ラオウであった。しかし、女でありながらラオウ親衛隊を率いる猛将・レイナ(声:柴咲コウ)のラオウへの純真な愛が奇跡を呼び起こし、ラオウの胸に秘められた『北斗の拳』最大の真実が解き明かされる。

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